story

この恋は叶わないと思っていた。
遠くから見ているだけで幸せだった。
なのに目の前にチャンスが転がり込んで来てしまったから、
俺は手を伸ばさずにはいられなかったんだ。

「ねえ先生。俺、アンタの秘密を知ってるよ」

春が来てしまうその前に、一度だけ、貴方に触れてみたかった。

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「エンドロールに滲む春」は、先生と生徒の二人によって話が進みます。
先生…何かの秘密を抱えている。
生徒…先生のことが好き。ある日偶然秘密を知ってしまう。
これ以外の設定は、全て参加者の皆さまにお任せ致します。

叶わない恋心を秘めたまま春に卒業、あるいは転校をする予定だった
生徒は、ある日先生が抱えた秘密を偶然知ってしまいます。
その秘密を理由に、生徒は先生に“あること”を迫ります。
それは例えば恋人になることだったり、キスだったり、
はたまた他の何かだったり。なんでも構いません。

春が来るまでの短い時間に、何が生まれるのでしょうか。
たった一度きりの、切ない季節が巡り始めます。

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